NPO法人 けいはんな文化学術協会について

 けいはんな文化学術協会は2001年6月に認証されたNPO法人(特定非営利活動法人)で、関西文化学術研究都市の中核施設である「けいはんなプラザ」を拠点に広範囲に活動しています。

 

 学研都市がスタートするに際し総理大臣が指定した整備団体として出発した「(株)けいはんな」が研究交流活動をすすめていましたが、1994年にはそれが17種目にも達していました。そこで、これらを支える諮問委員、幹事委員、コーディネータ等約300人が集まり、長年積み重ねてきた経験や知識を活かしボランティア精神で社会貢献をしようと、1999年10月に「けいはんな・ベテランズ・サークル(略称KVC)」を発足させました。さらに2001年にはその活動の基盤を強化するために発展的に改組して法人として登録されたのが現在の「けいはんな文化学術協会」です。

会員の方々の多彩な能力と活力を生かして、「公益財団法人 関西文化学術研究都市推進機構」ならびに「㈱けいはんな」と密接な連携のもとに「学研都市から私たちの手で新しい文化を発信しよう」を合言葉に、幅広い活動を行っています。

 

 上述のように、文化・学術を愛する者が、それぞれが担う分野に応じ社会のニーズを能動的に担い、自らの主体的な判断と意欲でもって社会貢献をはかろうとするものの集まりです。そのため、1999年のブダペスト宣言「21世紀はトランスサイエンスの時代:社会の中の科学、社会のための科学」、さらにそれにつづくグローバルな視点で教育成果を測るKey Competence を基調に世界に向けて発信された「PISAの勧告」を受け、これからの教育のあり方を先導的に示すことにより、人類の福祉と社会の発展に寄与することが重要な使命だと考えて多彩な活動を実施しています。